作家アリスシリーズ(火村英生シリーズ)をご紹介!作品リスト・魅力・おすすめは?

2020年7月15日水曜日

有栖川有栖

こんにちは!


今日は、有栖川有栖さんの作家アリスシリーズ(火村英生シリーズ)をご紹介したいなと思います。


作家アリスシリーズとは?


作家アリスシリーズ(火村英生シリーズ)とは、探偵役の英都大学社会学部の准教授火村英生と友人の推理作家有栖川有栖が難事件を解決していくミステリーシリーズのことです!


国名シリーズについて



ちなみになんですけど作家アリスシリーズの中の、エラリークイーンに倣いタイトルに国名を冠した作品を国名シリーズとも呼びます。
今のとこ刊行されているのは10冊かな。
作品リストについては以下を参考にして下さい。


作家アリスシリーズの作品リスト


※これは多分以前刊行されたものから、再度収録した作品集なんだろうなぁというものは除いてあります。

もし漏れがあったらごめんなさいね!


46番目の密室

ダリの繭

ロシア紅茶の謎(国名シリーズ1)

海のある奈良に死す

スウェーデン館の謎(国名シリーズ2)

ブラジル蝶の謎(国名シリーズ3)

英国庭園の謎(国名シリーズ4)

朱色の研究

ペルシャ猫の謎(国名シリーズ5)

暗い宿

絶叫城殺人事件

マレー鉄道の謎(国名シリーズ6)

スイス時計の謎(国名シリーズ7)

白い兎が逃げる

モロッコ水晶の謎(国名シリーズ8)

乱鴉の島

妃は船を沈める

火村英生に捧げる犯罪

長い廊下のある家

高原のフーダニット

菩提樹荘の殺人

怪しい店

鍵の掛かった男

狩人の悪夢

インド倶楽部の謎(国名シリーズ9)

カナダ金貨の謎(国名シリーズ10)

捜査線上の夕映え


魅力は?



まずですね!キャラが良いです!
探偵役の火村さんが、めちゃくちゃかっこいいです。
初めて読んだ時、ちょっとこのキャラかっこ良過ぎんかね?って思ったくらいかっこいいです。

そして、ワトソン役のアリスもとても魅力的です。
なーんか良いんですよ。アリスって。
もうそんな二人が揃うと、嬉しくなります。
やっぱり大事だよなぁ。キャラってって思います。

とまぁ、キャラのこと書きましたけど一番の魅力はもちろん正統派の本格推理ものとしてめちゃくちゃ面白いということです(*´∀`)
本格推理ものの良さをめっちゃ教えてくれます。

ミステリー読むなら絶対読むべきシリーズだと思います。

これはね、ミステリー読んでた癖にこのシリーズにはハマるのが遅くなってしまった私からのメッセージです(´Д⊂ヽ

おすすめは?



作家アリスシリーズの個人的おすすめも書いておきますね。


46番目の密室

日本のディクスン・カーと称され、45に及ぶ密室トリックを発表してきた推理小説の大家、真壁聖一。クリスマス、北軽井沢にある彼の別荘に招待された客たちは、作家の無残な姿を目の当たりにする。

まずはこの作品!
作家アリスシリーズ第1作目です!
やっぱり記念すべき1作目ですしね。
読んで欲しいなと。
密室ものの良さを教えてくれる作品です!



スウェーデン館の謎

取材で雪深い裏磐梯を訪れたミステリ作家・有栖川有栖はスウェーデン館と地元の人が呼ぶログハウスに招かれ、そこで深い悲しみに包まれた殺人事件に遭遇する。

推理しない(出来ない)私でもついつい考えたくなるような謎でとても楽しめました!



スイス時計の謎

2年に一度開かれていた“同窓会(リユニオン)”の当日、メンバーの一人が殺され、被害者のはめていた腕時計が消失! いったいなぜか……。火村の示した間然するところのない推理に「犯人」が最後に明かした「動機」とは。表題作ほか謎解きの醍醐味が堪能できる超絶の全4篇。

国名シリーズの中・短編集の中で、この作品が一番好きですね。



ロシア紅茶の謎

作詞家が中毒死。彼の紅茶から青酸カリが検出された。どうしてカップに毒が? 表題作「ロシア紅茶の謎」を含む粒ぞろいの本格ミステリ6篇。

楽しく読める短編集です。



絶叫城殺人事件

「NIGHT PROWLER(夜、うろつく者)」と記された小さな紙片を、口の中に押し込まれ、次々と殺害される若い女。残酷な無差別殺人事件の陰には、カルトなホラー・ゲームに登場するヴァーチャルな怪物が――。暗鬱の「絶叫城」に展開する表題作ほか、「黒鳥亭」「壺中庵」「月宮殿」「雪華楼」「紅雨荘」と、底知れぬ恐怖を孕んで闇に聳える六つの迷宮の謎に、火村とアリスのコンビが挑む。

ちょっと後味が悪めの短編集です。

個人的には、雪華楼殺人事件と表題作が特に面白かったです。



朱色の研究

“2年前の未解決殺人事件を再調査してほしい”臨床犯罪学者・火村英生が、過去のトラウマから毒々しいオレンジ色を恐怖する教え子・貴島朱美から突然の依頼を受けたのは、一面を朱で染めた研究室の夕焼け時だった――。


読み手を惹き付ける謎と推理が大変面白い作品でした。



狩人の悪夢

人気ホラー小説家・白布施に誘われ、ミステリ作家の有栖川有栖は、京都・亀岡にある彼の家、「夢守荘」を訪問することに。そこには、「眠ると必ず悪夢を見る部屋」があるという。しかしアリスがその部屋に泊まった翌日、白布施のアシスタントが住んでいた「獏ハウス」と呼ばれる家で、右手首のない女性の死体が発見されて……。

私には理解するのに時間がちょっとかかる火村さんの推理でしたが、ははーなるほどぉとか言いながら面白く読めました!

あと、ラストの方のアリスが火村さんへかけた言葉になんかちょっとうるっとしてしまいましたね。
友情やね( ;∀;)



その他、英国庭園の謎、菩提樹荘の殺人、火村英生に捧げる犯罪とかも好きだな!

ということで作家アリスシリーズ(火村英生シリーズ)ご紹介でした!





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