小学生がクラスで起きた連続消失事件の謎を解く!ほうかご探偵隊

2021年4月4日日曜日

倉知淳

こんにちは!

今回は、倉知淳さんのほうかご探偵隊を読み返したのでご紹介です。


ある朝いつものように登校すると、僕の机の上には分解されたたて笛が。しかも、一部品だけ持ち去られている。ーーいま五年三組で連続して起きている消失事件。不可解なことに、“なくなっても誰も困らないもの ”ばかりが狙われているのだ。四番目の被害者(?)となった僕は、真相を探るべく龍之介くんと二人で調査を始める。


舞台は小学校。
探偵としての将来が有望過ぎる龍之介くんと4番目の被害者になってしまった僕が5年3組で起きた連続消失事件に挑むというお話です。


感想



元々この作品は、ミステリーランドという子供に向けて書かれたシリーズの一作品なんですけど、初めて読んだ当時大人だった私が読んでも十分面白いものでした。

まぁ、私がまともな大人の感覚があるのかというと謎なんですけど。あはは。

いやでもこれね、ホント見事に本格推理小説を子供向けに落とし込んでて凄いんですよ!


探偵ものには大事な奇妙な謎を用意して、魅力的な探偵役とワトソン役がちゃんと聞き込みして推理を重ねて。
真相への盛り上げ方もうまいし、謎もきっちり回収されてるしで素晴らしくないですか??って感じで!
スキのない見事なミステリーだなぁと。

あ、あとあと倉知さんの作品が好きな方なら嬉しいポイントがあります。
あー、ふふっ(*´∀`)となっちゃいますよ(*´∀`)


ミステリーって楽しいよなぁと改めて思わせてくれる作品です。
大人向けミステリー作品の合間にでもいかがでしょうか?




このブログを検索

お問い合わせ

何かありましたらこちらのお問い合わせフォームよりお願いします。

QooQ