有栖川有栖さんの鍵の掛かった男を読みました。
中之島のホテルで梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺と断定。だが同ホテルが定宿の作家・影浦浪子は疑問を持った。彼はスイートに5年住み周囲に愛され2億円預金があった。影浦は死の謎の解明を推理作家の有栖川有栖と友人の火村英生に依頼。が調査は難航。彼の人生の闇で鍵の掛かった状態だった。梨田とは誰か?他殺なら犯人は?驚愕の悲劇的結末!
火村英生シリーズ作品です。
ホテルで亡くなった謎めいた男の人生を追いかけながら死の真相を解き明かしていくというお話です。
私、一人の人間の人生を探っていくお話ってなんか好きなんですよねぇ。
なぜなんだろう(;´∀`)
コツコツちょーっとずつわかっていく感覚が好きなのかな?
結構厚めな作品ですけど、そんなに長く感じず読めました
真相のある“悪意”の部分は、面白かったっていうのもなんなんですけど、なるほどなぁと思いましたねぇ。