こんにちは!
今回は、近藤史恵さんの〈ビストロ・パ・マル〉シリーズのご紹介です。
〈ビストロ・パ・マル〉シリーズとは
カウンターが7席、テーブルが5つという小さなフレンチレストランの料理長、三舟さんがお客さんの持ち込む謎を鮮やかに解き明かしていくシリーズのことです!
主な登場人物
作品一覧
タルト・タタンの夢
常連の西田さんが婚約者の女性と一緒にやって来た。
金子さんによると女性は、プロメテウス少女歌劇団の男役北斗なつみらしい。
それから2週間ほど経った夜、西田さんは仕事関係の相手と来店するが、料理にほとんど手をつけない。
婚約者の料理を食べ過ぎて、お腹を壊したという西田さんの話を聞き三舟さんは…表題作「タルト・タタンの夢」など7編を収録!
ヴァン・ショーをあなたに
フランスに魅せられ半年近く滞在していたぼくは、熱を出し寝込んでいた。
見るのは日本の夢ばかり。
そんな時、同じユースにやって来た三舟という男が味噌汁と卵粥を作ってくれ、熱も翌日にはすっかり下がる。
その数日後、ユースのスタッフ、ルウルウに誘われたぼくと三舟は、マルシェ・ド・ノエルを見に行くことに。
そこで、ルウルウがすすめるミリアムおばあちゃんのヴァン・ショーを頼むが、ルウルウはいつものヴァン・ショーじゃないという。表題作「ヴァン・ショーをあなたに」など7編を収録!
マカロンはマカロン
ホワイトデーが近いある週、女性の二人連れがやって来る。
年上の女性は、シェフの知り合いで、フレンチ・レストランの経営者、若い女性はそこで働いているパティシエールだった。
しかし、その翌週パティシエールの女性が、焼き菓子とマカロンはマカロンと書かれたカードを送ってきて、いなくなってしまったという。表題作「マカロンはマカロン」など8編を収録!
新刊出ます!
シリーズ4作目「間の悪いスフレ」が、2023年9月29日に発売予定です。
コロナ禍で厳しい日々の続く飲食店業界。〈パ・マル〉でも、テイクアウト・メニューを考えたり、料理教室を始めたり……。そんな中でも、料理教室で起きたトラブル、ひとりでテイクアウトを買いにくる男子中学生の事情、自身のレストランにスタッフが定着しないのはなぜかと嘆く他店のシェフ等々、名探偵シェフ三舟のまわりには解くべき謎がいっぱい。待望のシリーズ第4巻。
感想
好きなシリーズです。はい。
面白いです。
凄く読みやすくて、謎解きも面白くて、登場する料理も美味しそうで!
それから、優しい読み心地なのも私の好きなところです。
三舟さんの料理や言葉がとても温かなもので、読んでるこっちもほっとすることが出来るのが良いんですよね。
おすすめシリーズです。
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