いつか読もう読もうと思っていた、辻村深月さんのスロウハイツの神様をやっと読めたので感想です。
人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ――あの事件から10年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。
感想
何が面白かったって、ラストがねぇ。
群像劇なのかな?という感じだったんですけど、ラストで、いや群像劇なんだけども!なんだけども、この作品ってそーいうお話だったんだってなったんですよね。
何だよもう、そうなのかー!って。
クリエイターの苦悩と、もう一つの物語があったんですよね。
これって一体何なんだろう…?と思ってた箇所も、ラストで、あぁ、そういうことかぁってなって、いやはやあれこれ効いていて凄い作品だなと思いました。
おすすめの一冊ですね!