道尾秀介さんのカラスの親指を読みました。
いやいや、もう凄かったです。
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。
感想
詐欺師が主人公のコンゲーム小説です。
中盤までは、コミカルで微笑ましくも登場人物の辛い過去の話しや、その影響で悲しいことがあったりと、ちょっと読むのが辛い面もあったんですけどもね。
でも、きっと、最後は成功していい感じに終わるはずだ!と思いながら読んでたらもう、ラストは、ほっとするし、泣けるしで。
いやーもう騙されましたねぇ。
凄かったです!