こんにちは!
今回は、江神二郎シリーズ(学生アリスシリーズ)の第3作目双頭の悪魔のあらすじと感想です。
あらすじ
英都大学推理小説研究会の江神、アリス、織田、望月の元へマリアの父親が訪ねてくる。
要件は、四国の山奥にある芸術村とも呼ばれる木更村から戻らない、娘マリアを連れ戻してほしいということだった。
有馬氏の依頼を受け、四国に渡り、木更村の入り口まで来た江神たちだったが、マリアには会わせてももらえず、電話もつないでもらえない。
こうなったらと4人は作戦を練り、大雨の中、木更村に潜入する。
アリス、織田、望月は捕らえられ民宿のある夏森村に送り返されてしまうが、江神は、マリアと再会を果たす。
しかし、大雨で木更村をつなぐ橋が落ち、木更村は陸の孤島と化してしまう。
そして、そんな中、木更村、夏森村の双方で殺人事件が起こってしまう。
感想
私、簡単な紹介文すら読まずに読み始めちゃったんで、陸の孤島になった木更村の江神と、夏森村に帰ってしまったアリスという離れてしまった二人に、え?って思ったんですよね。
この二人だけはいつも一緒なんじゃ…?
今回は、マリアがアリスのポジション?とか思ってたら
なんと、江神、アリスの双方がいる場所で殺人事件が起こるっていう。
うおーこれは面白いなーとテンションがあがりました!
そして、そんなこんなですから、読者への挑戦状も3回もついていて、大変読みごたえのある作品になってまして。
真相にも満足で、とても面白い作品でした。
いやしかし、私は基本どうせ解けないからと挑戦しないんですけど、この作品は解けなくてもちょっと挑戦してみれば良かったかなーと。
ちゃんと解けるようになってるんですもん。凄いです。
これから読む方には是非挑戦してみて欲しいなぁと思います。