江神二郎シリーズ第3作目 双頭の悪魔 あらすじ 感想

2022年10月7日金曜日

ミステリー小説

こんにちは!

今回は、江神二郎シリーズ(学生アリスシリーズ)の第3作目双頭の悪魔のあらすじと感想です。


あらすじ


英都大学推理小説研究会の江神、アリス、織田、望月の元へマリアの父親が訪ねてくる。


要件は、四国の山奥にある芸術村とも呼ばれる木更村から戻らない、娘マリアを連れ戻してほしいということだった。


有馬氏の依頼を受け、四国に渡り、木更村の入り口まで来た江神たちだったが、マリアには会わせてももらえず、電話もつないでもらえない。

こうなったらと4人は作戦を練り、大雨の中、木更村に潜入する。

アリス、織田、望月は捕らえられ民宿のある夏森村に送り返されてしまうが、江神は、マリアと再会を果たす。

しかし、大雨で木更村をつなぐ橋が落ち、木更村は陸の孤島と化してしまう。

そして、そんな中、木更村、夏森村の双方で殺人事件が起こってしまう。


感想


私、簡単な紹介文すら読まずに読み始めちゃったんで、陸の孤島になった木更村の江神と、夏森村に帰ってしまったアリスという離れてしまった二人に、え?って思ったんですよね。

この二人だけはいつも一緒なんじゃ…?

今回は、マリアがアリスのポジション?とか思ってたら

なんと、江神、アリスの双方がいる場所で殺人事件が起こるっていう。

うおーこれは面白いなーとテンションがあがりました!


そして、そんなこんなですから、読者への挑戦状も3回もついていて、大変読みごたえのある作品になってまして。

真相にも満足で、とても面白い作品でした。


いやしかし、私は基本どうせ解けないからと挑戦しないんですけど、この作品は解けなくてもちょっと挑戦してみれば良かったかなーと。

ちゃんと解けるようになってるんですもん。凄いです。

これから読む方には是非挑戦してみて欲しいなぁと思います。



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