同じ日を繰り返す体質を持つ高校生が祖父を救う為に奮闘! 七回死んだ男

2022年10月8日土曜日

ミステリー小説

こんにちは!

今回は、西澤保彦さんの七回死んだ男のご紹介です。


あらすじ


高校生の大庭久太郎にはある体質があった。

同じ日が何度も繰り返されるのだ。

しかも、それを認識しているのは久太郎のみ。

この現象を久太郎は、反復落とし穴と呼んでいた。

この反復落とし穴は、ある日唐突にやってきて、九日間同じ日程が繰り返される。

オリジナル周を一周目として、二周目三周目四周目…八週目、そして、九周目の最終周がその日の出来事になる。


そんな体質を持つ久太郎が祖父の家に行った時に、なぜか一周目には起こらなかった祖父の殺人事件が起きてしまう。

久太郎は祖父を救う為、孤軍奮闘する。


感想


ループもの×本格ミステリという作品です。


反復落とし穴のせいで、すっかり老成してしまったという主人公が良いです。

私、この主人公好きなんですよね。


そして、そんな久太郎が、どうやったら祖父を助けることが出来るか?あれこれ考えながらの奮闘ぶりが、凄く面白い作品です。

ラストでわかることも、なるほどーそういうことかーという感じで、そこもまた面白いです。




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