マスカレード・ゲーム 感想

2022年12月9日金曜日

東野圭吾

東野圭吾さんのマスカレードシリーズ第4作目!マスカレード・ゲームを読みました!


もともと好きなシリーズだったんですけど、今回ゲームを読んでより好きなシリーズになりました。


マスカレードゲームはこんなお話


警部・新田が捜査をする事件を含めた3つの殺人事件には共通点があった。

殺害方法と被害者たちは、いずれも過去に事件を起こし、人を死なせているというのだ。

そして、その時の被害者遺族3人が、揃ってホテル・コルテシア東京に宿泊することがわかる。


3人が第4の事件を犯すのではと考えた警察は、事件を未然に防ぐためにまたしても新田たち捜査員をスタッフに化けさせ潜入捜査をさせる。


感想



ホテルに集まる動機のある3人に加え、仲間やターゲットについても不明、どう絡むのかわからない宿泊客たちと、始まりから面白くて、どうなるんだろうとぐいぐい読んでしまいました。

そして、相変わらずフロントクラークに扮することになる新田に頼もしい山岸と能勢さん。

お互いに目指すところは同じながら捜査のやり方で新田や山岸とぶつかり合う梓刑事の存在も効いていました。


総決算とのことだったんですけども、これがまた本当にきれいに終わったなーという感じもありながら、形を変え、まだ続けようと思えば続けられなくもないというような終わり方も良かったです。

個人的には、新たなという感じでまた読めたらいいなぁと思うんですけどもね。

完結という言葉を使わなかったのはそういうことなのかなぁ?

…わからない!


しかし、新田って、初登場時は若き刑事って設定だったんですねぇ。

成長する過程を見ていた訳ですが、こうなるとはなぁと。

ちょっと驚きましたけど、悪くないという感じでね。うん。


新田、かっこ良かったですね。

山岸さんは信念がスゴいし、能勢さんは癒しでした。

潜入捜査という設定が楽しくて、安定感満足感のある読書の楽しみを教えてくれるようなシリーズだったなぁとゲームを読んで改めて思いました!



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