赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。 感想

2022年12月15日木曜日

ミステリー小説

青柳碧人さんの童話を基にした本格ミステリ、赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。を読みました。


第2弾の今回は、探偵役の赤ずきんちゃんが、ピノキオを拾ってしまい、そのピノキオの為に旅に出ます。

様々なピンチもありつつ、賢い赤ずきんちゃんは遭遇した事件の謎を鮮やかに解き明かしていきます。


前作『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』でミステリー界に衝撃のデビューを果たした赤ずきんに相棒ができました。その名はピノキオ! とある目的があって一緒に旅をするのですが、ゆく先々でまたもや事件が発生します。『白雪姫』『ハーメルンの笛吹き男』『三匹の子豚』……。世界のみんなが知っている童話をベースにした連作本格ミステリ第二弾。今作も、あの決め台詞が炸裂します。

 

感想


私、小説はほとんどミステリーばっかりなので、こういうちょっと変わったミステリーって凄く有難いんですよね。新鮮で良いんですよ。

それに、童話に詳しくない私でも知ってるあの有名な童話の世界がミステリに、なんて楽しさもあって。
なので、また刊行されて嬉しかったです。


童話の世界がとてもうまく表現されていて、そこにこれまたうまく本格ミステリがちゃんと組み込まれていて、感心してしまいます。

それと、今回は、特にラストの展開、大団円な終わり方が私の好みの感じで良かったです!
面白かったー。


気持ちはもう勝手に次で、世の中には他にどんな童話があるのかな?と童話一覧をちょっと見てみたりしました。
見てたらなんか、普通に読みたくなってしまって、ちょっとその内読もうかなと思ってます笑

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