亜愛一郎シリーズをご紹介!

2022年12月19日月曜日

ミステリー小説

こんにちは!

今回は、泡坂妻夫さんの亜愛一郎シリーズをご紹介です!


亜愛一郎シリーズとは


背が高く、端麗な顔立ちだけど、不器用で臆病なカメラマンの亜愛一郎が遭遇した奇妙な謎を解き明かしていくシリーズのことです。


作品一覧


亜愛一郎の狼狽

空中密室ともいうべきテーマを扱った「右腕山上空」や、暗号トリックものの「掘り出された童話」など、どれをとってもトリッキーな味わいの逸品ぞろい。

亜愛一郎の転倒

完璧な写実性で注目された画家の絵の中に見出される数々の不思議――手の指が六本ある少女、針の間違っている時計、開けられないドアなどは何を意味するのか? さらに一夜にして忽然と消失した合掌造りの家、タクシーの後部座席に突然出現した死体……等々、ちょっとした不合理から思いもかけぬ結論を導き出す亜愛一郎。

亜愛一郎の逃亡


完璧な密室状態の丸いカプセルの中に、前頭部に打撲傷、背中に突き傷を負った男の死体が……。ネス湖の怪獣よろしく、北海道の湖に現われたという双頭の蛸を取材するために駆けつけた記者の目前で起こる殺人事件……等々、一見何気ない事件の陰に潜む作為を嗅ぎ取って真相を言い当てる亜愛一郎。シリーズ掉尾を飾る傑作。さらば名探偵!


感想


こちらのシリーズは、奇妙な謎と亜愛一郎のキャラが魅力的な作品です。

主人公の亜愛一郎は、事件に遭遇するとたちどころに謎を解いてしまいます。


この亜さん顔もとにかく良いんですけど、頭も良くてそれで顔が良いとか、完璧かよ、と言う感じなんですが、何だか普段は動きが微妙でぼやっとした感じの人でしてね。

そこがまた良いんですよねぇ。

親近感がわきます。

やはりね、探偵役の亜愛一郎がキャラがたっていて、登場すると嬉しくなるようなキャラなのが良かったですね。


そして、短編集なので読みやすいですし、奇妙な謎も面白くて単純にミステリー楽しいなぁと思えるシリーズでした。


ちなみになんですけど…


これはちなみになんですけど、亜智一郎の恐慌という作品がありまして(私は買ってはあるもののまだ読めてないんですけども)本の紹介文を読むと亜愛一郎の御先祖という設定の時代ミステリーだそうなんですよね。


泡坂妻夫の名探偵、亜愛一郎の御先祖という設定の亜智一郎とその仲間の活躍を描く。亜愛一郎シリーズの登場人物の先祖も登場する、軽妙なタッチが魅力的な時代ミステリーの傑作。


(これには更に続編もあってその続編は「泡坂妻夫引退公演 絡繰篇」に収録されているとのことです)

気になる方は、チェックしてみて下さい。


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