こんにちは!
今回は、青崎有吾さんの裏染天馬シリーズのご紹介です。
裏染天馬シリーズとは
学校に住む天才裏染天馬が、事件の謎を解き明かしていくシリーズです。
主な登場人物
裏染天馬 学校に住む天才 アニオタでもある
袴田柚乃 卓球部に所属
向坂香織 裏染の幼馴染み
袴田優作 神奈川県警捜査一課の刑事 柚乃の兄
作品一覧
体育館の殺人
梅雨真っ只中、風ヶ丘高校卓球部の柚乃は、旧体育館で台の用意をしていた。
すると太鼓の鳴るような音がする。
不思議に思っているところに、演劇部員がステージの幕を上げると、ナイフで刺された男子生徒の死体が見つかる。
水族館の殺人
風ヶ丘高校の新聞部は、取材のため横浜丸美水族館を訪れる。
館長に案内をしてもらいながら、サメの水槽に来たところで、男性が水槽の中に飛び込んできて、サメに襲われてしまう。
風ヶ丘五十円玉祭りの謎
※他の作品は、殺人事件を扱ってますが、風ヶ丘五十円玉祭りの謎は、日常の謎もの作品です。
学食のどんぶりを返却せず放置した犯人を見つける「もう一色選べる丼」など全5編とおまけを収録した作品集!
図書館の殺人
風ヶ丘図書館に勤める司書の那須と上橋が出勤すると、貸し出しカウンターの床に血痕があり、二階の書架の前では死体を見つける。
被害者はこの近くに大学生で、凶器は本。
そして、血のついた指先で書かれたダイイングメッセージがあった。
感想
作品の紹介文にクイーンを彷彿と、や平成のエラリー・クイーンってあるんですけど、私も、体育館の殺人を読んだ時に、あ、クイーンだ!って思った記憶があるんですよねぇ(クイーンそんなに読んでないんですけど…)
論理を積み重ねて謎を解いていく、これぞな本格ミステリで凄く良かったです。
あと、探偵役のアニオタで変人の裏染のキャラも面白くて、魅力的でした。
周囲のキャラも含めて、作品がより読みやすくなってるのではと思います。
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