いやーどうもね、なんか落ち着いた雰囲気のミステリ作品が読みてぇなってなったんですよ。
それで、あ、そうだ!昔1だけ読んだ、北村薫さんのベッキーさんシリーズが良いかもしれんと思って読み始めました。
ちなみにベッキーさんシリーズとは、昭和初期を舞台に令嬢の花村英子と英子の運転手のベッキーさんが謎に挑む作品です。
今は、1を読んで2冊目を読んでいるところなんですけども、時代が昭和初期ということと上流家庭の人たちというところが、私には新鮮に感じられて面白いです。
さてそんなベッキーさんシリーズの作品リストを今日はご紹介したいなと思います。
作品一覧
街の灯
上流家庭・花村家にやってきた若い女性運転手。令嬢の英子は彼女をひそかに〈ベッキーさん〉と呼ぶ。そして不思議な事件が……
玻璃の天
ステンドグラスの天窓から墜落死した思想家。事故か、殺人か――英子の推理が辿りついた切ない真相とは。
鷺と雪
帝都に忍び寄る不穏な足音。ルンペン、ブッポウソウ、ドッペルゲンガー…。良家の令嬢・英子の目に、時代はどう映るのか。昭和十一年二月、運命の偶然が導く切なくて劇的な物語の幕切れ「鷺と雪」ほか、明治三十年頃に発生した、松平斉(ひとし)男爵の失踪事件を題材にとった「不在の父」、補導され口をつぐむ良家の少年は夜中の上野で何をしたのかを探る「獅子と地下鉄」の三篇を収録。
以上3作品ですね。
それでは。