おすすめのミステリー短編集(小説のみ)をご紹介!

2024年4月20日土曜日

ミステリー小説

こんにちは!

今回は、おすすめのミステリー短編集(小説のみ)をご紹介したいなと思います。



おすすめのミステリー短編集をご紹介


我らが隣人の犯罪

宮部みゆき

半年前にタウンハウスに引っ越してきた中学一年の誠たち一家は、隣に住む女性の飼い犬の鳴き声に悩まされる。誠は母親の一番下の弟、毅彦叔父さんと妹の智子とともに自力救済に乗り出す「我らが隣人の犯罪」など全5編を収録した短編集です。

私が宮部さんが好きというのもありますが、この作品集大好きなんですよねぇ。


日曜の夜は出たくない

倉知淳

名探偵猫丸先輩が、謎を解き明かしていく連作短編集です。

様々な謎と探偵役の猫丸先輩が魅力的な連作集です。


夜届く 猫丸先輩の推測

倉知淳

猫丸先輩が日常で起きた謎を解き明かす連作短編集です。

楽しい雰囲気とミステリーの面白さが詰まった連作集です。


豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件

倉知淳

昭和19年。帝国陸軍にある実験室で、豆腐の角に頭をぶつけて死んでいるようにしか見えない死体が見つかる「豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件」など全6編を収録した短編集です。

バラエティに富んだ作品集です。


スイス時計の謎

有栖川有栖

英都大学社会学部の准教授火村英生と推理作家の有栖川有栖が謎を解き明かす連作短編集です。

正統派の面白さで凄く良かったです。


満願

米澤穂信

交番に勤務する警察官が殉職したその日一体何があったのか?「夜警」失踪した恋人が働く宿を訪れた私は、恋人から助けてほしいことがあると言われー「死人宿」など全6編を収録した短編集です。

どれも面白いんですけど、夜警と柘榴が私は特に印象に残ってます!


儚い羊たちの祝宴

米澤穂信

大学に進学した丹山吹子が籍を置くバベルの会では夏休みの最中、避暑を兼ねた読書会が行われる。しかしその二日前、丹山家の屋敷が吹子の兄宗太に襲われる。更に惨劇は翌年以降も続き…「身内に不幸がありまして」などバベル会をめぐる5つの事件を描いた短編集です。

ラスト一行で…という作品です。


タルト・タタンの夢

近藤史恵

フレンチレストランのシェフ三舟さんが謎を解き明していく連作短編集です。

温かみがある作品です。

安心して読めます。


GOTH

乙一

人間の暗黒部分に惹かれる僕と森野夜が遭遇した事件を描く連作短編集です。

ミステリー部分がとても面白くて、印象に残ってます。

かなり特殊な主人公2人も魅力的でした。


富豪刑事

筒井康隆

富豪の刑事神戸大助が、お金を湯水のように使って事件を解決していく連作短編集です。

作品の主人公で刑事の神戸くんは、富豪の息子で、お金を使いまくりながら事件を解決していきます。

神戸くんの清々しいまでのお金の使い方が楽しくて、気持ち良くてにやにやしちゃいました。

読んでいて楽しい作品です。


むかしむかしあるところに、死体がありました。

青柳碧人

あの有名な一寸法師や鶴の恩返しなどなどの昔話をミステリーにしちゃったという短編集です。

昔話と言ったら子供の頃から、知ってるお話ですからね。

親しみを感じやすくて、おぉ、あの有名な昔話がこんなことにという楽しさがありました。


どんどん橋、落ちた

綾辻行人

全5編の犯人当て短編集です!

えーそんなぁ、でも、なるほどなぁ、って思ったりの短編集です。

私は面白かったです。


探偵ガリレオ

東野圭吾

帝都大学理工学部物理学科助教授の湯川学が、謎を解き明かしていく連作短編集です。

ドラマ化もされた人気シリーズの第一作目です。

長編短編あるシリーズで、そりゃあ長編の容疑者Xの献身とかの方がおすすめですけど、私は、短編は短編でさっくり読めて好きなんですよね。


亜愛一郎の狼狽

泡坂妻夫

背が高く端麗な顔立ちをしているけど、臆病でちょっとダメさが漂う感じの亜愛一郎が謎を解き明かしていく連作短編集です。

探偵役の亜愛一郎が良いです。


メルカトルと美袋のための殺人

麻耶雄嵩

探偵メルカトル鮎と推理作家の美袋三条が事件に挑む連作短編集です。

メルカトルの…まぁ、ちょっと関わりたくないわぁ…というキャラ性と推理が面白い作品集です。


御手洗潔の挨拶

島田荘司

探偵御手洗潔が事件を解決する4編を収録した短編集です。

まぁ、やっぱり御手洗潔シリーズ作品は入れときたいところですよね。

探偵の御手洗のキャラが本当に良いんですよ。


第三の時効

横山秀夫

F県警強行犯係の刑事たちが事件の捜査をする姿を描いた全6編を収録した連作短編集です。

読み応えが凄いです。

警察小説の魅力を教えてくれる連作集です。


なんでも屋大蔵でございます

岡嶋二人

屋根、垣根の修繕、猫チャンのお世話などなど人様の道に外れること以外は、なんでもこなす便利屋釘丸大蔵が事件を解決していく連作短編集です。

この作品は、おすすめというより私の好みです。はい。100%好み。

もう大好きなんですよ。

探偵役の釘丸さんは良いし、事件は岡嶋さんなので、そこはもう安定した面白さだしで。

ユーモアと優しさがあって、とにかく私の好みの作品なんですよね。

私にとっては(あくまでも私にとってはですよ)とても貴重で大切な一冊です。


まどろみ消去

森博嗣

全11編を収録した短編集です。

ちなみに、私も大好きなS&Mシリーズの犀川先生と西之園萌絵が登場するお話も収録されてたりします。

こちらも、おすすめというより悩める刑事という作品が、私、めっちゃ好きだからということで書いちゃってます。

おぉ、ってとこもあって優しくて素敵だなって作品なんですよね。


ママは何でも知っている

ジェイムズヤッフェ

刑事の息子を持つママが毎週金曜日、息子が夕食の席で話す事件の謎を鮮やかに解き明かしていきます。

安楽椅子探偵ものなんですけど、そのお手本みたいな作品だなぁと思いました。


ということで以上、おすすめのミステリー短編集(小説のみ)のご紹介でした!






このブログを検索

お問い合わせ

何かありましたらこちらのお問い合わせフォームよりお願いします。

QooQ