こんにちは!
今日は、有栖川有栖さんの人気シリーズ!火村英生シリーズ(作家アリスシリーズ)の作品一覧をご紹介したいなと思います。
火村英生シリーズ(作家アリスシリーズ)とは
ちなみに火村英生シリーズ(作家アリスシリーズ)とは、英都大学社会学部の准教授火村英生と友人の推理作家有栖川有栖が難事件を解決していくミステリーシリーズのことです。
本格ミステリの面白さを教えてくれる、探偵役の火村さんとアリスのコンビも楽しい私も大好きなシリーズです。
このシリーズはね、ミステリ読みなら読んでおきたいシリーズだと思います。
これはミステリ読んでた癖にこのシリーズにハマるのが遅くなってしまった私からの(後悔してます!)メッセージです!
それでは、作品一覧です!
作品一覧
※これは多分以前刊行されたものから、再度収録した作品集なんだろうなぁというものは除いてあります。
もし漏れがあったらごめんなさいね!
それと、火村英生シリーズの中にあるエラリークイーンに倣いタイトルに国名を冠した作品を国名シリーズとも呼びます。
今のとこ刊行されているのは11冊。
国名シリーズの作品についても以下を参考にして下さい。
さてそれでは作品一覧です。
(印象に残ってる作品や、覚えている作品だけになっちゃいますけど、おすすめとか感想とかもついでにちょっと書いておきました。)
46番目の密室 長編
日本のディクスン・カーと称され、45に及ぶ密室トリックを発表してきた推理小説の大家、真壁聖一。クリスマス、北軽井沢にある彼の別荘に招待された客たちは、作家の無残な姿を目の当たりにする
シリーズ1作目です。
最初に読んだのがこの作品でしたが、面白かったです。
有栖川さんの密室もの好きだなー。
あと、火村先生が普通にかっこ良くて驚きましたよね。
探偵が普通に?かっこいいだと?ってなりましたよね笑
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ダリの繭 長編
幻想を愛し、奇行で知られたシュールレアリスムの巨人―サルバドール・ダリ。宝飾デザインも手掛けたこの天才の心酔者で知られる宝石チェーン社長が神戸の別邸で殺された。
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ロシア紅茶の謎(国名シリーズ1) 短編
作詞家が中毒死。彼の紅茶から青酸カリが検出された。どうしてカップに毒が? 表題作「ロシア紅茶の謎」を含む粒ぞろいの本格ミステリ6篇。
短編の中でどれがおすすめか聞かれたら、この作品は入れたいなという一冊ですね。
ちなみに、赤い稲妻が特によかったです。
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海のある奈良に死す 長編
半年がかりで書き上げた長編が、やっと見本になった! 推理作家・有栖川有栖は、この一瞬を味わうために神田神保町の珀友社にやってきた。会議室に通され見本を心待ちにしていると、同業者の赤星学が大きなバッグを肩に現れた。久しぶりの再会で雑談に花を咲かせた後、「行ってくる。『海のある奈良』へ」と言い残して赤星は会議室を後にした。翌日、福井の古都・小浜で赤星が死体で発見された。
私、この巻のよりにもよって解決編だけ読めてない状態が年単位で続いていたんですよね。
なので、他は全部読んでるのに、この解決編だけ読めてないから、なかなか全部読んでます!って言えなかったんですけど、やっと最近読めたので、全作読んでますって言えるようになりました笑
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スウェーデン館の謎(国名シリーズ2) 長編
取材で雪深い裏磐梯を訪れたミステリ作家・有栖川有栖はスウェーデン館と地元の人が呼ぶログハウスに招かれ、そこで深い悲しみに包まれた殺人事件に遭遇する。
これはおすすめですね。
私にしては、珍しく謎解きに参戦したくなりました。
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ブラジル蝶の謎(国名シリーズ3)短編
美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。何のために蝶の標本が天井に移されたのか。鮮烈なイメージの表題作ほか、小指ほどの小さな鍵の本当の用途が秘書殺しの謎を説く「鍵」など、おなじみ有栖川・火村コンビの名推理が冴えわたる傑作ミステリ全6篇。
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英国庭園の謎(国名シリーズ4) 短編
おなじみ有栖川・火村の絶妙コンビが活躍する傑作ミステリ全6篇。
この短編集もなかなか好きです。
楽しめます。
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朱色の研究 長編
“2年前の未解決殺人事件を再調査してほしい”臨床犯罪学者・火村英生が、過去のトラウマから毒々しいオレンジ色を恐怖する教え子・貴島朱美から突然の依頼を受けたのは、一面を朱で染めた研究室の夕焼け時だった――。
私は、結構好きです。
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ペルシャ猫の謎(国名シリーズ5) 短編
「買いなさい。損はさせないから」話題騒然の表題作。「ペルシャ猫の謎」。血塗られた舞台に愛と憎しみが交錯する「切り裂きジャックを待ちながら」、名バイプレーヤー・森下刑事が主役となって名推理を披露する「赤い帽子」など、粒よりの傑作集。
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暗い宿 短編
廃業した民宿、冬の温泉旅館、都心の瀟洒な名門ホテル――。様々な〈宿〉で起こる難事件に火村&有栖川コンビが挑む。傑作ミステリ作品集!
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絶叫城殺人事件 短編
「NIGHT PROWLER(夜、うろつく者)」と記された小さな紙片を、口の中に押し込まれ、次々と殺害される若い女。残酷な無差別殺人事件の陰には、カルトなホラー・ゲームに登場するヴァーチャルな怪物が――。暗鬱の「絶叫城」に展開する表題作ほか、「黒鳥亭」「壺中庵」「月宮殿」「雪華楼」「紅雨荘」と、底知れぬ恐怖を孕んで闇に聳える六つの迷宮の謎に、火村とアリスのコンビが挑む。
ちょっと後味が悪めの短編集です。
個人的には、雪華楼殺人事件と表題作が特に面白かったです。
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マレー鉄道の謎(国名シリーズ6)長編
旧友・大龍の招きでマレーの楽園、キャメロン・ハイランドを訪れた火村と有栖川。二人を迎えたのは、舞い飛ぶ蝶ならぬ「殺人の連鎖」だった。ドアや窓に内側から目張りをされた密室での犯行の嫌疑は大龍に。帰国までの数日で、火村は友人を救えるか。
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スイス時計の謎(国名シリーズ7)短編
2年に一度開かれていた“同窓会(リユニオン)”の当日、メンバーの一人が殺され、被害者のはめていた腕時計が消失! いったいなぜか……。火村の示した間然するところのない推理に「犯人」が最後に明かした「動機」とは。表題作ほか謎解きの醍醐味が堪能できる超絶の全4篇。
短編集の中で、一番好きですね。
おすすめです。
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白い兎が逃げる 短編
劇団の看板女優・清水伶奈がストーキングされているという。脚本家の亀井明月は、ハチヤというストーカー男を追い払ってほしいと頼まれた。が、すぐにその必要はなくなった。この男が死体となって見つかったのだ。(「表題作」) 臨床犯罪学者・火村英生が鉄道トリックを華麗に暴く表題作をはじめ、本格ミステリ全4編を収録した傑作作品集!
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モロッコ水晶の謎(国名シリーズ8) 短編
とある社長邸のパーティに招かれた推理作家・有栖川の目前で毒殺事件が発生! 邸内にいた十人の中でグラスに毒物を混入できたのは誰か、そして動機は……。犯罪学者・火村が超絶論理で謎に挑む表題作ほか「助教授の身代金」「ABCキラー」「推理合戦」を収録。
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乱鴉の島 長編
犯罪社会学者の火村英生は、友人の有栖川有栖と旅に出て、手違いで目的地と違う島に送られる。人気もなく、無数の鴉が舞い飛ぶ暗鬱なその島に隠棲する、高名な老詩人。彼の別荘に集まりくる謎めいた人々。島を覆う死の気配。不可思議な連続殺人。
あんまり自信はないんですけど、多分唯一のクローズドサークルものだったと思います(違ってたらすいません)
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妃は船を沈める 長編
一台の車が海に落ち、中から男性の遺体が発見される。彼は、妻の友人で多額の資産を持つ三松妃沙子から、多額の借金をしていた。彼女は「妃」と呼ばれ、三つの願いを叶えるかわりに災いももたらす「猿の手」を大切にしていたという。彼女の願いとは何だったのか――。
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火村英生に捧げる犯罪 短編
「とっておきの探偵にきわめつけの謎を」──火村英生のもとにprof. Rを名乗る者から送られてきた犯罪予告めいたファックス。トリックの小さな綻びから犯罪が露呈する表題作ほか、過去の影におびえる男の哀しさが余韻を残す「長い影」、殺された男の側にいた鸚鵡(おうむ)が真実を暴く「鸚鵡返し」など、ごく短い掌篇から短篇まで珠玉の作品が並ぶ1冊。
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長い廊下がある家 短編
臨床犯罪学者・火村英生が鍵のかかった扉の謎を華麗に解き明かす!(表題作) 表題作他全4編を収録した本格ミステリ作品集。
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高原のフーダニット 短編
華麗な推理で犯人に迫る二篇に加え、話題の異色作「ミステリ夢十夜」を収録!
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菩提樹荘の殺人 短編
お笑い芸人志望の若者、アンチエイジングのカリスマ等、「若さ」をモチーフとした作品集。学生時代の火村英生の名推理もキラリ
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怪しい店 短編
骨董品店〈骨董 あわしま〉で、店主の左衛門が殺された。生前の左衛門を惑わせた「変な物」とは……。(「古物の魔」)ほか、美しい海を臨む理髪店で火村が見かけた、列車に向かいハンカチを振る美女など、美しくも恐ろしい「お店」を巡る謎を、火村と有栖の名コンビが解き明かす。
なんか潮騒理髪店が印象に残ってる記憶です。
がっつり日常ものって感じの作品って、火村英生シリーズでは珍しい気(あまりにも作品数が多くて記憶がないので、珍しくなかったらすいません)がしましてね。(燈火堂の奇禍も火村シリーズの中ではちょっと珍しい感じかな?)
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鍵の掛かった男 長編
中之島のホテルで梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺と断定。だが同ホテルが定宿の作家・影浦浪子は疑問を持った。彼はスイートに5年住み周囲に愛され2億円預金があった。影浦は死の謎の解明を推理作家の有栖川有栖と友人の火村英生に依頼。が調査は難航。彼の人生の闇で鍵の掛かった状態だった。
ホテルで亡くなった謎めいた男の人生を追いかけながら死の真相を解き明かしていくというお話です。
私、一人の人間の人生を探っていくお話ってなんか好きなんですよねぇ。
コツコツちょーっとずつわかっていく感覚が好きなのかな?
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狩人の悪夢 長編
人気ホラー小説家・白布施に誘われ、ミステリ作家の有栖川有栖は、京都・亀岡にある彼の家、「夢守荘」を訪問することに。そこには、「眠ると必ず悪夢を見る部屋」があるという。しかしアリスがその部屋に泊まった翌日、白布施のアシスタントが住んでいた「獏ハウス」と呼ばれる家で、右手首のない女性の死体が発見されて……。
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インド倶楽部の謎(国名シリーズ9) 長編
生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。神戸で私的に行われたリーディングセッションに参加した〈インド倶楽部〉のメンバーが相次いで殺される。前世の記憶を共有するという仲間の予告された死。
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カナダ金貨の謎(国名シリーズ10) 短編
倒叙形式の表題作「カナダ金貨の謎」ほか、火村とアリスの出会いを描いた「あるトリックの蹉跌」、思考実験【トロッコ問題】を下敷きにした「トロッコの行方」など趣向を凝らした五編を収録。
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捜査線上の夕映え 長編
大阪のマンションの一室で、元ホストの死体がスーツケースに押し込められた状態で発見された。凶器や被疑者はすぐに見つかり、難なく解決するかに思われた事件は、鉄壁のアリバイと捜査を攪乱する“ジョーカー”によって不可能犯罪と化す。
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日本扇の謎(国名シリーズ11)
舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。名前も、出身地も何もかも思い出せない彼の身元を辿る手がかりは、唯一持っていた一本の「扇」だった……。そして舞台は京都市内へうつり、謎の青年の周囲で不可解な密室殺人が発生する。事件とともに忽然と姿を消した彼に疑念が向けられるが……。
以上です!
それでは。
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