こんにちは!
今回は、東野圭吾さんの浪花少年探偵団シリーズの作品一覧、あらすじのご紹介です。
浪花少年探偵団シリーズとは
ちなみに、浪花少年探偵団シリーズとは、小学校教師の竹内しのぶが教え子たちとともに事件を解決していくシリーズのことです。
元気過ぎるけど子供想いのしのぶ先生と周囲の人たちの掛け合いが楽しいシリーズです。
そして、軽めのミステリとは言っても、やっぱりそこは東野さんなのでうまいよなーというところもあって。
時代を感じる部分もありますが、2作品とも短編ですし、さくっと気楽に面白く読めちゃうシリーズですよ。
それでは、作品一覧です。
作品一覧
※読む順番については、時系列順でもある刊行順に読んでいくのがいいですよ。
刊行順で読みたい方は、この一覧の上から順に読んでいって下さいね。
浪花少年探偵団
「しのぶセンセの推理」
しのぶが受け持つ6年5組の児童、福島の父親が殺される。
父親は、定職がなく、家では酒ばかりで福島も母親も苦労していた。
そんな中、福島が父親のことを死ねばいいと言っていたということを子供たちから聞いたしのぶは、不安になり…。
「しのぶセンセと家なき子」
同じ日にゲームソフトを盗まれた鉄平と原田。
それを聞いたしのぶは、放課後2人を連れて犯人を捕まえに向かう。
すると、パトカーが来ていて、大阪府警捜査一課の新藤と漆崎の二人が目に入る。
二年前に大路小学校にいた真知子によると、彼女のうちの貸家の店子が殺されたらしい。
「しのぶセンセのお見合い」
教頭に頼まれ、お見合いをすることになったしのぶ。
しかし、お見合い当日、相手の男に会社の社長が殺されたという連絡が入り…。
「しのぶセンセのクリスマス」
クリスマス・イブの日に自殺に見せかけた殺人事件が発生する。
見つからない凶器が、発見されたのはなんと…。
「しのぶセンセを仰げば尊し」
一週間後に卒業式を控えた鉄平は、同じアパートに母親と住む下級生の奈々からマフラーをもらう。
翌日、熱を出し学校を休んだ鉄平は、何かが落ちる音を聞く。
外を見ると3階に住む奈々の母親が布団の上に倒れていて…。
しのぶセンセにサヨナラ 浪花少年探偵団・独立編
「しのぶセンセは勉強中」
ソフトボールの試合の助っ人に駆り出されたしのぶは、しのぶを見た相手チームの会長の家に呼ばれ自分の会社に入ってほしいと頼まれる。
断るしのぶが廊下に出たところで、叫び声と何かが叩きつけられた鈍い音が聞こえてくる。
会社のほうだと言う会長とともにしのぶたちが向かうと販売部長の米岡が地面に倒れ、4階の窓が開いていた。
しかし、ビルからの飛び降り自殺にしては、不自然なところがあり…。
「しのぶセンセは暴走族」
大学に通いながら、運転免許の講習を受けるしのぶ。
そこには、原田の母親日出子も来ていて、苦労しているらしい。
そんな日出子からしのぶは、朝早く特訓をしないかと誘われる。
「しのぶセンセの上京」
大学時代の友人が東京で結婚式を挙げることになり、招待されたしのぶは、ついでに教え子に会いに行く。
「しのぶセンセは入院中」
盲腸で入院したしのぶと同室のお婆さんの夫が何度かけても電話に出ないという。
鉄平に見に行ってもらうと、お婆さんの夫が強盗に襲われたという連絡が入り…。
「しのぶセンセの引っ越し」
アパートを引き払うため、引っ越しの準備をするしのぶの元に新藤が訪れる。
しのぶの隣の部屋に住む東成区で殺された男の内縁の妻に会いに来たという。
「しのぶセンセの復活」
教壇に戻ったしのぶだったが、受け持つクラスは、デキはええけど、タチが悪いという印象で…。
以上2作品です!
それでは!