こんにちは!
今日は、畠中恵さんの「しゃばけシリーズ」本編のおすすめの読む順番をご紹介したいと思います!
しゃばけシリーズとは
ちなみに、しゃばけシリーズとは、廻船問屋兼薬種問屋、長崎屋の一粒種、一太郎が妖たちとともに周囲で起きた事件を解決していくシリーズのことです。
身体は弱いけど優しい主人公の一太郎に、楽しい妖たちの存在。
そして、ミステリ好きな私としては、ミステリ要素があるのが凄く嬉しいシリーズです!
さて、それではそんなしゃばけシリーズの読む順番のご紹介です。
読む順番
読む順番は、刊行順がおすすめですよ。
以下読む順番です!
(※文庫本については、2025年2月現在21作目の「こいごころ」まで刊行されています。)
1 しゃばけ
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う……。
2 ぬしさまへ
幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、新品の布団から泣き声が聞こえたり……。でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。ちょっとトボケた妖怪たちも手下となって大活躍。ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚して、シリーズ第二弾、ますます快調。
3 ねこのばば
寝込んでばかりのぼっちゃんが、えっ、今日はお代わり食べるって? すべてが絶好調の長崎屋に来たのは福の神か、それとも……(「茶巾たまご」)、世の中には取り返せないものがある(「ねこのばば」)、コワモテ佐助の真実の心(「産土」)ほか全五篇。
4 おまけのこ
鼻つまみ者の哀しみが胸に迫る「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。
5 うそうそ
若だんな、生まれて初めて旅に出る!
6 ちんぷんかん
「私ったら、死んじゃったのかしらねえ」長崎屋が大火事に巻き込まれ、虚弱な若だんなはついに冥土行き!?三途の川に着いたはいいが、なぜか鳴家もついてきて――。兄・松之助の縁談がらみで剣呑な目に会い、若き日のおっかさんの意外な恋物語を知り、胸しめつけられる切ない別れまで訪れて、若だんなと妖たちは今日も大忙し。
7 いっちばん
シリーズ第七弾は、一太郎の成長が微笑ましく、妖たちの暴走も痛快な全五編。
8 ころころろ
ある朝突然、若だんなの目が見えなくなってしまったからさあ大変。お武家から困ったお願いごとを持ち込まれていた長崎屋は、さらなる受難にてんやわんやの大騒ぎ。目を治すための手がかりを求め奔走する仁吉は、思わぬ面倒に巻き込まれる。一方で佐助は、こんな時に可愛い女房をもらっただって!?幼き日の一太郎が経験する淡い初恋物語も収録された、「しゃばけ」シリーズ第八弾。
9 ゆんでめて
一太郎が迷い込む、ちょっと不思議なもう一つの物語。「しゃばけ」シリーズ第9弾。
10 やなりいなり
偶然みかけた美しい娘に、いつになく心をときめかせる若だんな。近頃通町では、恋の病が流行しているらしい。異変はそれだけに止まらず、禍をもたらす神々が連日長崎屋を訪れるようになって……。恋をめぐる不思議な騒動のほか、藤兵衛旦那の行方不明事件など、五つの物語を収録。
11 ひなこまち
長崎屋へ舞い込んだ謎の木札。『お願いです、助けて下さい』と書かれているが、誰が書いたか分からない。以来、若だんなの元には不思議な困りごとが次々と持ち込まれる。船箪笥に翻弄される商人、斬り殺されかけた噺家、売り物を盗まれた古着屋に、惚れ薬を所望する恋わずらいのお侍。さらに江戸一番の美女選びまで!?
12 たぶんねこ
成長まぶしいシリーズ第12弾。
13 すえずえ
若だんなの許嫁が、ついに決まる!?幼なじみの栄吉の恋に、長崎屋の危機……騒動を経て次第に将来を意識しはじめる若だんな。そんな中、仁吉と佐助は、若だんなの嫁取りを心配した祖母のおぎん様から重大な決断を迫られる。千年以上生きる妖に比べ、人の寿命は短い。ずっと一緒にいるために皆が出した結論は。
14 なりたい
願いをめぐる五つの物語がつまった「しゃばけ」シリーズ第14弾。
15 おおあたり
長崎屋にまたまた事件が。金次がもらった富札が百両以上の大当たりだったのだ!噂を聞きつけた人々が金の無心に寄ってくる一方で、当たり札が偽物ではないかという疑いも出てきて──。栄吉の新作菓子の成功が招いた騒動に、跡取りとしての仕事を覚えたい一太郎の奮闘、場久が巻き込まれた夏の怪異、そして小僧時代の仁吉と佐助の初々しいお話も堪能できる、めでたくて晴れやかな第15弾。
16 とるとだす
不思議と怪奇に彩られたスリル満点のシリーズ第16弾。
17 むすびつき
輪廻転生をめぐる5話を収録、人と妖との絆が胸に沁みる第17弾。
18 てんげんつう
仲間の為、許嫁の為、危険に飛び込む一太郎の決意が光る、急展開の第18弾。
19 いちねんかん
両親が湯治に行く一年間、長崎屋は若だんなに託されることになった。「頼られる跡取り」をめざし奮闘する若だんな。だが、商品を狙ういかさま師や疫病の流行、大坂の大店からの無理難題など、困難は次々と降りかかる。
20 もういちど
〝天の星の代替わり〟に巻き込まれた若だんなは、なんと赤ん坊に戻ってしまった。大慌ての長崎屋の妖たち。だが、小さくなっても頭脳は同じ! 赤子姿で、やんちゃな5歳の姿で、たくましい12歳の姿で、若だんなは次々と事件を解決していく。
21 こいごころ
寝込んでいた若だんなのもとに、妖狐の老々丸と笹丸が訪ねてきた。老々丸は、力の尽きかけている笹丸を、若だんなの祖母・大妖おぎんのいる神の庭で暮らせるようにしてほしいという。だが、おぎんに知らせる術はない。困った三人は、名僧・寛朝の力を借りようと広徳寺に向かうが、そこには化け狸にまつわる思いもかけぬ事件が待っていた! そして、笹丸に隠された秘密とは⁉ 優しさと切なさにあふれるシリーズ第21弾。
22 いつまで
若だんなが行方不明になり、長崎屋の不運が幕を開けた。最大の窮地を乗り越えられるの!?
23 なぞとき
あの屈強な佐助が血だらけになって、犯人は小鬼の鳴家だってぇ? 菓子職人・栄吉の新作あられの味見会は見合い話を摑む場になっちゃうし、 若だんなと妖は摩訶不思議な怪異に遭遇、 おまけに若だんなは独立する奉公人の世話をしろと命じられちゃった! 若だんなと長崎屋の妖達はすべての謎を解けるの~? シリーズ第23弾!
の順ですね。
↓ちなみに外伝はこちら。
外伝
えどさがし
またあおう
アニメ化が決定したよ!
ちょっとついでに書いときますね。
「しゃばけ」のアニメ化が決定しました!
アニメーション制作は、BN Picturesで2025年放送とのこと!
ということで以上しゃばけシリーズの読む順番のご紹介でした!
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