こんにちは!
今回は、特殊設定ミステリ小説のご紹介です。
特殊設定ミステリ小説をご紹介
七回死んだ男
西澤保彦
ループものです。
高校生の大庭久太郎には、同じ日が何度も繰り返されるという体質があって(それを認識しているのは久太郎のみ)
この現象を久太郎は、反復落とし穴と呼んでいるんですね。
それで、この反復落とし穴は、ある日唐突にやってきて、九日間同じ日程が繰り返されます。
オリジナル周を一周目として、二周目三周目四周目…八週目、そして、九周目の最終周がその日の出来事になります。
そんな体質を持つ久太郎が祖父の家に行った時に、なぜか一周目には起こらなかった祖父の殺人事件が起きてしまい、久太郎は祖父を救う為、孤軍奮闘するという作品です。
久太郎が、ループする中、どうやったら祖父を助けることが出来るか?あれこれ考えながらの奮闘ぶりが、凄く面白い作品です。
Another
綾辻行人
中学校を舞台にしたホラーミステリ作品です。
夜見山北中学校の3年3組に転校してきた榊原だったんですが、あるクラスメイトの少女に対する周囲の態度に違和感を抱きます。
そんな中、3組の生徒が凄惨な死を次々と遂げていきます。
このクラスには、一体何が起きているのか?榊原が謎を追いかていくという作品です。
さすが綾辻さんという作品ですね!
屍人荘の殺人
今村昌弘
神紅大学ミステリ愛好会会長の明智、助手の葉村、探偵少女の剣崎たちは、映研の夏合宿に参加するんですが、そこで予想だにしない出来事に巻き込まれ…という作品です。
いやー、この巻き込まれたというか、襲われた事態にミステリを組み合わせたのが面白かったですし、ちゃんと設定を活かしてるのが良かったですね!
アリス殺し
小林泰三
不思議の国の夢ばかり見るようになった栗栖川亜理は、ある日不思議の国の世界で殺人の冤罪を着せられてしまいます。
そんな時、亜理と同様に不思議の国の夢を見るという同学年の井森から、現実と不思議の世界の死はリンクしている可能性が高いことを教えられます。
そして、殺人の冤罪を着せられたままでは、亜理の命が危ないと言われ…という作品です。
不思議の国のアリスって、私、お恥ずかしながら読んだことないんですけど、楽しめました。
こういう童話×ミステリって、新鮮で良いんですよね。
ミステリーとしても良かったですしね。
折れた竜骨
米澤穂信
自分の屋敷がある小ソロン島から、ソロン島の港に来ていた領主の娘アミーナは、父ローレントに会いに来たという騎士ファルクと従士のニコラに出会います。
アミーナが、急を要するというファルクを父の元に案内すると、ファルクは、ローレントに恐るべき魔術を使う暗殺騎士が御身を狙っていると告げ…という作品です。
ファンタジーとミステリが融合した作品で、読み始めた時は、おぉ、ファンタジーの世界だ…とはなったんですけど、読み進めていくと、これが思っていたよりミステリで。
でも、ファンタジーとしても面白くて。ちゃんと、ミステリもしてて。いや、お見事でした。
むかしむかしあるところに、死体がありました。
青柳碧人
昔ばなしをベースにした作品です。
一寸法師、花咲かじいさん、鶴の恩返しなどなどの子供の頃に親しんだ方が多い世界のお話を基にしたミステリなので、取っつきやすくて楽しいですよ。
と、今日はこの辺で。
また、ちょっとずつ追記していきますね。