こんにちは!
今回は、米澤穂信さんの古典部シリーズのご紹介です!
古典部シリーズとは
姉の勧めで古典部に入部した、省エネが信条の少年折木奉太郎が、そこで出会った友人たちに考えて欲しいと頼まれた日常の謎を解き明かしていくシリーズのことです。
古典部員
折木奉太郎
やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に、がモットーの高校生。
千反田える
豪農千反田家の一人娘
福部里志
手芸部にも所属
伊原摩耶花
漫画研究会にも所属
作品一覧
ちなみに読む順番は、刊行順、この一覧順に読んでいくのが良いですよ。
氷菓
33年前、千反田の伯父に一体何があったのか?など折木が周囲の謎を解き明かしていくシリーズ第1弾!
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愚者のエンドロール
千反田に誘われ、2年F組が文化祭に出展する為に制作した自主映画の試写会にやって来た古典部のメンバー。
しかし、その映画は脚本家の体調不良を理由に未完で終わっていた。
映画の中で起きた殺人事件の犯人は誰なのか?
奉太郎が解決に挑む。
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クドリャフカの順番
文化祭中に起きた怪盗事件。
古典部では、手違いで多くなってしまった文集「氷菓」の宣伝の為、事件に挑むことに。
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遠まわりする雛
折木は、千反田から水梨神社の生き雛祭りでお雛さまに傘を差しかける役目を頼まれる。
引き受けた折木が、当日千反田から教わった道順で向かうと通り道の橋が工事中で…。
本来祭りの日は工事を止めてもらう手筈になっていたのに、工務店に工事をしてもいいという連絡があったらしい。
誰がなぜ、工務店に連絡をしたのか?表題作「遠まわりする雛」など全7編を収録した作品集!
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ふたりの距離の概算
2年生になった奉太郎たち古典部に、新入生が入ってきた。
しかし、仮入部届けまで出していた大日向友子というその新入生は、突然入部しないと言ってきて…。
奉太郎は、マラソン大会中、大日向のことを考えてみることにする。
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いまさら翼といわれても
夏休み初日、お昼ご飯を食べようとしていた奉太郎のところに伊原から電話がかかってきた。
千反田の行きそうなところを知らないか?と言うのだ。
この日は、市が主催する合唱祭。
千反田は、そこでソロパートを歌うことになっていた。表題作「いまさら翼といわれても」など全6編を収録した作品集!
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米澤穂信と古典部
後、これはシリーズに入るのかよくわかりませんが、短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」や対談集、古典部メンバーの本棚、米澤さんへの質問などなどが載った「米澤穂信と古典部」という一冊もあります。
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感想
米澤穂信さんの作品は何冊か読んでたんですけど、古典部シリーズを読んだのは結構最近なんです。
私、ミステリーなら何でも読むんですけど、青春ミステリーってちょっとだけ手が伸びづらいのですよね。
いや、普通に読むんですよ!
好きな作品もありますし!
ただ、ちょっと遅くなってしまうんですよね。
なかなか読まない(;´∀`)
それで遅くなってしまったんですが、有名だしぼちぼち読んでみようかなぁと読んでみたら、これがめちゃくちゃ面白くてねぇ。
本屋に行く度に続刊を買ってましたよ。
ホント面白かった!
内容はね、もうね、ザ青春です。
これでもかっ!ってぐらい青春してます。
そしてね、その青春真っ只中の揺れ動く微妙な心理の描き方が米澤さんは本当に見事で。
こんなふうに書けるなんて、凄いなぁと感動してしまうくらいです。
いやもう、お見事過ぎて言葉がありませんって感じ。
折木の推理も面白かったですし、人気シリーズなのも納得でした。
ホントもっと早く読めば良かったっすよ…。
ということで、以上米澤穂信さんの古典部シリーズのご紹介でした!
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