こんにちは!
今回は、米澤穂信さんの古典部シリーズのご紹介です!
古典部シリーズとは
姉の勧めで古典部に入部した、省エネが信条の少年折木奉太郎が、そこで出会った友人たちに考えて欲しいと頼まれた日常の謎を解き明かしていくシリーズです。
古典部員
折木奉太郎
やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に、がモットーの高校生。
千反田える
豪農千反田家の一人娘
福部里志
手芸部にも所属
伊原摩耶花
漫画研究会にも所属
作品一覧
ちなみに読む順番は、刊行順、この一覧順に読んでいくのが良いですよ。
氷菓
いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実──。
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愚者のエンドロール
その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。
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クドリャフカの順番
待望の文化祭が始まった。だが、折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。
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遠まわりする雛
あざやかな謎と春に揺れる心がまぶしい表題作ほか〈古典部〉を過ぎ行く1年を描いた全7編。
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ふたりの距離の概算
春を迎え高校2年生になった奉太郎たちの〈古典部〉に新入生・大日向友子が仮入部する。
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いまさら翼といわれても
千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、〈古典部〉メンバーの過去と未来が垣間見える、瑞々しくもビターな全6篇。
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感想
米澤穂信さんの作品は何冊か読んでたんですけど、古典部シリーズを読んだのは結構最近なんです。
私、ミステリーなら何でも読むんですけど、青春ミステリーってちょっとだけ手が伸びづらいのですよね。
いや、普通に読むんですよ!
好きな作品もありますし!
ただ、ちょっと遅くなってしまうんですよね。
なかなか読まない(;´∀`)
それで遅くなってしまったんですが、有名だしぼちぼち読んでみようかなぁと読んでみたら、これがめちゃくちゃ面白くてねぇ。
本屋に行く度に続刊を買ってましたよ。
ホント面白かった!
内容はね、もうね、ザ青春です。
これでもかっ!ってぐらい青春してます。
そしてね、その青春真っ只中の揺れ動く微妙な心理の描き方が米澤さんは本当に見事で。
こんなふうに書けるなんて、凄いなぁと感動してしまうくらいです。
いやもう、お見事過ぎて言葉がありませんって感じ。
折木の推理の過程も面白かったですし、人気シリーズなのも納得でした。
ホントもっと早く読めば良かったっすよ(´・ω・`)
ということで、以上米澤穂信さんの古典部シリーズのご紹介でした!
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