こんにちは!
今回は、西澤保彦さんの腕貫探偵シリーズをご紹介です。
腕貫探偵シリーズとは
「市民サーヴィス臨時出張所」で、市民の相談に乗る年齢不詳の両腕の肘まで黒い腕貫を嵌めた公務員さんが探偵役のシリーズです。
作品一覧
腕貫探偵
隣人の遺体が移動した? 幸せ絶頂の母がなぜ突然鬱に? 二股がバレた恋人との復縁はあり? 小さな謎も大きな謎も、冷静かつ鋭い洞察力で腕貫男がさらりと解明!
腕貫探偵、残業中
レストランに押し入った強盗の本当の目的は? 撮った覚えのない、想い人とのツーショット写真が見つかった? 女教師が生前に引き出した五千万円の行方は? “腕貫男”のグルメなプライベートにも迫る連作ミステリ6編。
※番外編 必然という名の偶然
腕貫さん不在の櫃洗市で起きた殺人事件を描いた作品集です。
モラトリアム・シアターproduced by 腕貫探偵 (長編)
学校関係者が連続死。新任講師・住吉ミツヲは混沌とする記憶を抱えたまま事件に巻き込まれていく。彼は同僚の妻を殺してしまったらしいのだが…。封じられた記憶の鍵を握るのは魔性の女性事務員なのか?交錯する時間軸と人間関係に惑うミツヲを救うため、愛くるしい女子高生、ド派手な女大富豪、腕貫着用の公務員―三人の個性派探偵が集結。幻惑の舞台が開演する。
探偵が腕貫を外すとき
三年連続、四月四日の午後四時に鳩の死骸と人の死に直面した配送員。これは偶然なのか、必然なのか。そして今年もまた、四月四日がやってくる――「贖いの顔」。 四十年前に不倫相手の女性を殺してしまった。なぜ、彼女の夫はその罪を被ってくれたのか? 夫の葬儀の日、長年の謎が明かされる――「秘密」。 妻子と別れ、一人マンションに暮らす男。彼が契約した住人専用駐車場に、決まって月曜の朝に不特定多数のドライバーに無断駐車されてしまう。その理由は?――「どこまでも停められて」。 女子大生・ユリエが企画した幼稚園の同窓会の最中に、参加者が殺害された。不可解な遺留品の謎、犯人は? そして動機は?――「いきちがい」。 お馴染み刑事コンビも登場、今日も櫃洗市は大騒ぎ!
帰ってきた腕貫探偵
街角に突如現れる「櫃洗(ひつあらい)市一般苦情係」の職員、通称・腕貫探偵。その日彼のもとにやって来たのは一週間ほど前に亡くなったという女性の霊。彼女はベストセラー作家・越沼霞巳(こしぬまかすみ)と名乗るが、その作家は50年前に亡くなっているはずだ。ならば50年前に死んだのは、いったい誰だったのか――?
逢魔が刻 腕貫探偵リブート
神出鬼没の公務員探偵「腕貫さん」を“だーりん"と呼び慕う、美貌の女子大生・住吉ユリエ。同級生の小泊瀬海人から「親族が関わった殺人事件を題材にミステリ小説を書いてみたい」と相談され、大乗り気でストーリー作りに着手するが――(「ユリエの本格ミステリ講座」)鳥遊葵、阿藤江梨子、安達真緒、水谷川刑事etc…….シリーズ既刊でお馴染みの面々も、四年ぶりに集結。腕貫シリーズのホームタウン櫃洗市で続発する、禍々しくも珍妙な事件を描いた連作ミステリ!
新刊予定
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異分子の彼女 腕貫探偵オンライン
コロナ禍の櫃洗市で「リモート相談窓口」に寄せられる奇妙な相談の数々。腕貫探偵の推理を描く、シリーズ第8弾、待望の新作!