今回は、坂木司さんの和菓子のアンシリーズのご紹介です。
和菓子のアンシリーズとは
デパ地下の和菓子店で働く梅本杏子(通称アンちゃん)が、和菓子のことを学びながら、成長する姿を描いたミステリーシリーズです。
作品一覧
和菓子のアン
デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの18歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー!
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アンと青春
アンちゃんがデパ地下の和菓子屋「みつ屋」で働き始めて8ヶ月。販売の仕事には慣れてきたけど、和菓子についてはまだまだ知らないことばかりだ。でも、だからこそ学べることもたくさんある。みつ屋の個性的な仲間に囲まれながら、つまずいたり悩んだりの成長の日々は続きます。
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アンと愛情
成人式を迎えても、大人になった実感のわかないアンちゃん。同い年の優秀な「みつ屋」の社員と自分を比べて落ち込んだり、金沢で素晴らしいお菓子に出合って目を輝かせたり。まだまだアンちゃんの学びの日々は続きます。これからもそんな日常が――と思いきや、えっ、大好きな椿店長が!?
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感想
優しさのある読みやすい作品です。
そして、和菓子がテーマということでね、和菓子のことを知ることが出来ますし、紹介文にもあるんですけど、読んでいると和菓子が食べたくなります。
ただ、まぁ、私に関しては、甘いものをもう何年も控えているので、この作品を読み始めてからも全然食べられていませんが…へへ…。
昔だったら、きっと食べていただろうと思います。
(ちなみに完全に食べないんじゃなくて、もらったりしたら食べますし、別に食べちゃいけないとかそういうんじゃないです)
しかし、甘いものをやめてみて思ったんですけど、甘いもののある生活というのは、やっぱり楽しいことだったということです。
人生から楽しみが一つ減ったというね…。
まぁ、ヨーグルト(無糖)とか果物とかを食べたり、何だかんだ甘いものを食べないのにも結構慣れちゃったんですけど。
でも、やっぱりねぇ。味もあるんですけど、ほっとする時間になるんですよねぇ。お菓子って。
それも大事で、アンちゃんたちのお仕事は、そういう癒しの時間を提供してるんだなぁと思います。
そして、誠実でおっとりしたアンちゃんの接客を受けながら、買ったお菓子はさぞや楽しくて美味しいだろうなぁとも思いました!