きたきた捕物帖シリーズをご紹介!登場人物や作品一覧、つながりのある作品についても!

2024年4月11日木曜日

宮部みゆき

こんにちは!

今回は、宮部みゆきさんのきたきた捕物帖シリーズのご紹介です。


きたきた捕物帖シリーズとは


江戸は深川で北一と喜多次、2人のきたさんが事件を解決しながら成長していくシリーズのことです!


主な登場人物


北一  

16歳

文庫売り

3歳の時に迷子になり千吉親分のもとに引き取られる


喜多次

もう一人のきたさん

湯屋で釜焚きをしている


勘右衛門(富勘)

千吉親分と昵懇だった深川の差配人


松葉

千吉親分のおかみさん


千吉親分

岡っ引き 文庫屋

ふぐに中毒って亡くなる


おみつ

おかみさん(松葉)付きの女中


青海新兵衛

小普請組支配組頭・椿山勝元の別邸で用人として仕える


瀬戸殿

椿山勝元の別邸の女中


若様

椿山勝元の子息

実は…


治兵衛

古本屋のあるじ


うた丁(宇多次)

髪結い


末三じいさん

文庫屋の住み込みの職人で一番の古株

北一に文庫作りを教える


沢井蓮太郎

同心


政五郎

岡っ引き


おでこ

町奉行所の文書係



長屋の住人

お秀

仕立て物の内職をしている

おかよ

お秀の娘


寅蔵

棒手振の魚屋

おきん

寅蔵の娘

太一

寅蔵の倅


鹿蔵

青物売り

おしか

鹿蔵のおかみ


辰吉

道ばたに古道具を並べて売っている

おたつ

辰吉の母



作品一覧


きたきた捕物帖


舞台は江戸深川。一人目の「きたさん」こと北一は、亡くなった岡っ引き・千吉親分の本業だった文庫(本や小間物を入れる箱)売りで生計を立てている。いつか自前の文庫をつくり、売ることができる日を夢見て。本書では、ちょっと気弱で岡っ引きとしてはまだ見習いの北一が、やがて相棒となるもう一人の「きたさん」こと喜多次と出逢い、亡き親分のおかみさんなど周りの人たちに助けられ、事件や不思議な出来事を解き明かしていく。



子宝船 きたきた捕物帖二


江戸で噂の、「持つ者は子宝に恵まれる」という宝船の絵。しかし、赤子を失ったある家の宝船の絵から、なぜか弁財天が消えたという。時を置かずして、北一もよく知る弁当屋の一家三人が殺される。現場で怪しげな女を目撃した北一は、検視の与力・栗山の命を受け、事件の真相に迫っていく。



新刊出ました!


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気の毒ばたらき きたきた捕物帖(三)


千吉親分の文庫屋が火事になった。現場に駆け付けた北一が見たものは。謎解き×怪異×人情が味わえる、人気の捕物帖シリーズ第三弾!



つながりのある作品


こちらのシリーズ、宮部さんの今までの時代物作品に登場した長屋や人物、名前が出てきたりするんですよ。

お、あのキャラかってなったり、その後がわかったりするキャラもいたりで、そういうところも楽しめるかと思います。


ちなみに、その時代物の作品というのは

初ものがたり

正体不明だった謎の稲荷寿司屋の親父のことが、きたきたシリーズでちょっとだけわかります。

ぼんくらシリーズ

政五郎、おでこというキャラが、きたきたシリーズにも登場。
弓之助のその後も。

桜ほうさら

北一が住んでいる長屋は、桜ほうさらの笙之助が住んでいた長屋です。
ということで、桜ほうさらに出ていた長屋の住人や、富勘、治兵衛といったキャラが、きたきたシリーズにも出てます。



…とこんな感じかな。もし他にもあったらすいません!!


(2までの)感想


どっちかというと明るい読みやすい捕物帖です。


親代わりの親分を亡くした北一が、たくさんの人と関わり、学び、考えながら事件に挑みます。


北一は、身近に感じやすいキャラで、もう一人のきたさんの喜多次は、まだ、そこまで出てない感じがするんですけど(それともたまに助けるポジションなのかな)まぁ、何しろ生涯書き続けたいシリーズとのことなのでね、気長に二人の成長、活躍を見守りたいなと思っています。






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