葉村晶シリーズの読む順番をご紹介!

2024年10月22日火曜日

ミステリー小説

こんにちは!

今回は、若竹七海さんの葉村晶シリーズのおすすめの読む順番をご紹介です。

葉村晶シリーズとは



葉村晶シリーズとは、不運な女探偵葉村晶が、様々な事件の謎を追いかける姿を描いたシリーズのことです!

ちょっと後味が悪かったりはしますが、ハマるとシリーズ一気に読めちゃうくらい面白い作品ですよ。


読む順番

読む順番は、刊行順がおすすめです。

以下、順番です。


1 プレゼント

※葉村シリーズは「海の底」「ロバの穴」「あんたのせいよ」「再生」「トラブル・メイカー」の5編です。

ルーム・クリーナー、電話相談、興信所。トラブルメイカーのフリーター・葉村晶と、娘に借りたピンクの子供用自転車で現場に駆けつける小林警部補。二人が巻き込まれたハードボイルドで悲しい八つの事件とは――。間抜けだが悪気のない隣人たちがひき起こす騒動はいつも危険すぎる!


シリーズ1作目は、短編集なんですけど、葉村晶回と、他に小林警部補がメインの回も入ってます(一緒に登場する回もあり)

ちなみに、葉村は、最初はフリーターとして登場。(年齢は「ロバの穴」で26才になるのにと語っています。)
そして、「あんたのせいよ」から、長谷川探偵調査所に入社して探偵としての活動が始まります。

私は、2作目から読んだので、この巻を後で読んで、そうだったのかーとなりました。
いや、2作目で、最初にそれ何の話?って会話をしてて。
ここに、その話がいたのねって。


2 依頼人は死んだ

女探偵・葉村晶(あきら)は探偵事務所からの仕事で生計をたてながら、時に家族がらみの無料捜査も押し付けられる、何でも屋だ。念願の本を出版し、結婚直前だった順風満帆の婚約者はなぜ自殺したのか? 受けてもいない健康診断の、ガンを知らせる通知書が届いた意図は? 瀟洒なプチ・ホテルに集う常連に隠された惨事とは?

短編集です。
葉村は、長谷川探偵調査所から仕事を回してもらったり、他にも様々なルートからの依頼を受けて、探偵業を続けています。


3 悪いうさぎ


女探偵・葉村晶(あきら)は、家出中の女子高校生ミチルを連れ戻す仕事を請け負う。妨害にあい、おまけに刺されてひと月の安静をやむなく過ごした矢先、今度はミチルの友人・美和を探すことに。やがて見えてくる高校生たちの危うい生態──


葉村31才。

初の長編です。
これは、なかなかね、嫌な事件のお話でしたね!

4 暗い越流

※葉村シリーズは「蠅男」「道楽者の金庫」の2編です。
凶悪な死刑囚に届いたファンレター。差出人は何者かを調べ始めた「私」だが、その女性は5年前に失踪していた!(表題作)女探偵の葉村晶は、母親の遺骨を運んでほしいという奇妙な依頼を受ける。悪い予感は当たり……。(「蠅男」)先の読めない展開と思いがけない結末――短編ミステリの精華を味わえる全5編を収録。


これ5編を収録した短編集で、その中に葉村シリーズが2編入ってるという形です。

ちなみに、「蠅男」は37才、「道楽者の金庫」は、40過ぎで長谷川探偵調査所は閉鎖。
葉村は、ミステリ専門書店でバイトを始めたりもしています。
(本屋のバイトは、これ以降もずっと続けています)


5 さよならの手口


探偵を休業し、ミステリ専門店でバイト中の葉村晶は、古本引き取りの際に白骨死体を発見して負傷。入した病院で同室の元女優の芦原吹雪から、二十年前に家出した娘の安否についての調査を依頼される。かつて娘の行方を捜した探偵は失踪していた――。


40代です(作者さんによると、ほんとはずばっと言わせてあげたいけど、あれこれ齟齬が生じかねないので40過ぎとごまかしているとのことです)

長編です。
ヘビーなお話でしたね。
でも、長編はこの作品が一番ぐいぐい読んじゃいましたねー。


6 静かな炎天

タフで不運な女探偵・葉村晶の魅力満載の短編集。

短編集です。

葉村は、ミステリ専門書店のバイトを続けながら、〈白熊探偵社〉の調査員をしています。

この巻は、私、シリーズの中でも特に好きなんですよね。
表題作も良いし、「副島さんは言っている」とかも若竹さんって感じがして好きです。

昔、アメトーーク!で、カズレーザーさんが、紹介してたのも静かな炎天でしたね。



7 錆びた滑車

晶は尾行していた老女・石和梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれる。ミツエの持つ古い木造アパートに移り住むことになって晶に、交通事故で重症を負い、記憶を失ったミツエの孫・ヒロトは、なぜ自分がその場所にいたのか調べてほしいと依頼する――。


長編です。

葉村は、相変わらずミステリ専門書店のバイトを続けながら(3年以上がたってるそう)〈白熊探偵社〉の調査員をしています。

8 不穏な眠り


ミステリ専門書店でアルバイトとしながら、〈白熊探偵社〉の調査員として働いている葉村晶に今日も事件の依頼が……。


短編集です。

この巻でも、相変わらずですね。

住む場所も(転がり込んできたのは、前巻なんですけど)ここにずっと住むんだろうなって、やっと落ち着いたのかなって。

何しろ転々としてきましたからね。


新刊出るよ!


ちょっとこのページ直してて、そういや新刊…って調べたら、出てきました!

葉村晶シリーズ最新作、「まぐさ桶の犬」は、2025年3月5日に発売予定です!


仕事は出来るが不運すぎる女探偵・葉村晶。「このミス」上位常連でカズレーザーやのんも絶賛のシリーズ、待望の書き下ろし長編登場。


まとめ


葉村晶シリーズの読む順番は

プレゼント」(葉村の登場回は5編)→「依頼人は死んだ」→「悪いうさぎ」→「暗い越流」(葉村の登場回は2編)→「さよならの手口」→「静かな炎天」→「錆びた滑車」→「不穏な眠り

です。


ということで、以上葉村晶シリーズの読む順番のご紹介でした!


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